【転職のこたえ】転職エージェントとの面談で絶対にやってはいけないこと

転職
結論、「良い企業であればすぐにでも転職したいです!」と伝えましょう。

ポイントをもう1つ、

 転職エージェント への登録は2社ずつでOKです。

「 転職エージェント 」に不安感を持ったままで結構です。

  • 特別な資格もスキルもないのにエージェントなんて頼んでしまっていいのかしら。
  • 都合よく言いくるめられて、望んでいない企業に就職させられしまいそう。
  • いろいろ急かされてしまい自分のペースで活動ができなそう。
  • 迷惑な営業TELのように、毎日何度も電話がかかってきそう。

そういう気持ちすごく分かります。

なぜなら今まで担当させていただいた方々から、何度もそういうご意見をいただいているからです。
でもそうやって思ってくださって結構ですよ。
「 転職エージェント 」の僕らにとって、その不安や不信感を取り除き信頼関係をつくるのも仕事だからです。

ただ転職エージェントの担当者(キャリアアドバイザーと言います)も人の子です。
どんな人が相手でも、いきなり親身になって、気持ちに寄り添えるわけではありません。

【転職のこたえ】成功のための転職サイト・転職フェアの使い方

↑こちらの記事でも紹介したとおり、転職する上で転職エージェントを利用しないという選択肢はありません。

不安な気持ちは分かりますが、転職エージェントのメリットを100%を享受するためにも、できるだけ早く相性の良い転職エージェントをみつけ、信頼関係をつくってほしいと思います。

そこで、どうすれば転職エージェントが味方になってくれるか。
今回はそれを紹介します。

転職エージェントを味方にする5つのコツ

コツ1 「良い企業であればすぐにでも転職したいです!」と伝える
コツ2 心をひらいて、正直に話す
コツ3 愚痴や悪口を言わない
コツ4 たくさん感謝する
コツ5 相性が悪ければ担当替え

 

コツ1 「良い企業であればすぐにでも転職したいです!」と伝える

もしあなたが転職する気満々で、転職エージェントをガンガン利用した場合は、だいたい3か月くらいで転職先が決まります。
転職エージェントが持っている求人は「良い人がいればすぐにでも欲しい」という案件が多くあります。
ですから、しばらく転職するつもりがない冷やかしのような方に対して、熱心に味方することが難しいのです。
担当している転職希望者の中での、優先順位が下がってしまうわけです。

ただ勘違いしてはいけません。
本当に「すぐに転職したい」と思っていなくても結構です。
とにかく「急いでいるわけじゃありませんが、良い企業であればすぐにでも転職したいです!」と言ってください。

心の中では、
「おれの市場価値ってどれくらいなんだろう?」っていう健康診断気分でも結構です。
「1年後結婚して、引っ越しが済んでから転職したいな」というだいぶ先の予定でも結構です。
とにかく「良い企業であればすぐにでも転職したいです!」と言ってください。

ダマしてくれと言っているようですが、少し違います。
まず、そう言ってもらえないと味方になりきれないということが1つ。
もう1つは、転職するつもりがなかった方でも、本人にとっての超優良企業に巡り合い、3か月で転職される方も実際に多くいらっしゃるからです。

まず初めに「一緒に転職ゴールを目指しましょう!」とういう意気投合が欲しいのです。

 

コツ2 心をひらいて、正直に話す

分かります。おっしゃりたいことが手に取るように分かります。
「コツ1で嘘ついてOKって言ったじゃないか!」
ですよね?

なので、言い換えますね。
コツ1以外は、「心をひらいて、正直に話す」
これでOKですね!

転職エージェントは、企業から求人をいただき、その条件に当てはまる方を紹介し、転職を成功させることで報酬を得ます。
ですから企業からいただいた求人条件に相応しくない方を紹介することは許されません。
もし、相応しくない方を就職させてしまった場合は、求めていない人材を採用してしまった企業、全くできない仕事を担当することになってしまったご本人、信頼が失った転職エージェントという、三者全員の不幸が生まれてしまいます。

ですから、心をひらいて、正直に話してほしいのです。
例えば、弱点や短所を話してくださっても大丈夫です。
求人条件に相応しい人材であれば、企業に売り込むことが転職エージェントの仕事になります。
伝える必要のない弱点や短所を企業に伝えるメリットは全くありません。
ですから、あなたの弱点や短所を知ったとしても、それを企業に話すことなどあり得ません。
転職エージェントは転職希望者の味方なのですから。

見栄も遠慮も、斟酌も忖度も要りません。
内定のために必要なパーツを転職エージェントが選び、組み立て、企業に送り届けます。

 

コツ3 愚痴や悪口を言わない

分かります。おっしゃりたいことが手に取るように分かります。
さっき「「コツ1以外は、心をひらいて、正直に話す」って言い直したところだろ!」
ですよね?

すみません。ラストチャンスください。
「コツ1以外は、心をひらいて、正直に話していいのですが、愚痴や悪口は言わないでね」
これでバッチリ♡

正直に話すと言っても、現在の職場の愚痴や悪口は言わない方が良いです。
理由は単純です。
愚痴や悪口を言う人、好きですか?
ものすごく親しい間柄であれば、ギリギリ許される場面もあるかもしれませんが、基本的には愚痴や悪口って聞きたくないですよね?
味方になってくれるはずの人に嫌われてちゃダメですよね。

 

コツ4 たくさん感謝する

転職エージェントの現役キャリアアドバイザーの僕がこんなアドバイスをすると、何だか甘ったれているようで恐縮ですが、感謝されたいのです。
現職で傷ついている方や、転職に不安な方に寄り添い、納得できる転職サポートをし、企業様にも喜ばれるというこの仕事にとてもやりがいを感じています。

その最大の燃料は何といっても直接「ありがとう!」をもらえることです。
たくさん感謝をしていただける方には、どんどん思い入れが増します。
生生しく言うと、優先順位がどんどん上がります。

だからぜひ、信頼できるキャリアアドバイザーが見つかったら、毎回毎回たくさん感謝してあげてください。

 

コツ5 相性が悪ければ担当替え

実際に面談して、その後数回連絡を取り合っても、不信感が拭えなかったり、相性が悪いなと思ったりした場合は、残念ながらあなたにとっての外れ担当者です。
担当者の変更を申し出るか、他の転職エージェントに登録しましょう。

よくあることです。
必ず、信頼できる味方を見つけてから、転職活動をしましょう。

この記事も参考にしてください。
【転職のこたえ】 転職エージェントの使い方、あなたがムカつく理由

 

登録は2社ずつでOKです。

忙しい人は2社ずつ登録しましょう。
おすすめは、

  • 大手総合型転職エージェント:1社
  • 特化型転職エージェント:1社

 

インターネットサイトを使って転職エージェントに登録すると、早くて2日、遅くとも1週間くらいで、面談の日程調整の連絡があります。
「まずは5社以上登録しましょう」とアドバイスされる方もいますが、在職中の方にとっては現実的ではありません。
面談は必ずありますので、在職中の方であれば、日程調整だけでも大変です。
その後、各転職エージェントから求人情報が数件紹介されるので、落ち着いて吟味することができなくなります。

すると、どれかは雑に扱うこととなり、断ることになります。
「断ってもいいって言ったじゃないか!」って思いますよね?

違うんです。

相性が悪かった場合は「もう二度と使いたくない!」と思うことにもなります。
それは、実際に利用してみて相性が悪かったので断るという話です。
まだ利用していないのに断ってしまっては、やっぱり利用しようというとき、転職エージェント側のあなたの印象が悪くなってしまします。

だから2社ずつくらいがちょうど良いんです。
「転職エージェントは初めにたくさん登録した方が良い」と紹介する方がいれば、その方はきっと別の目的があります。

「どの転職エージェントがどんな求人を持っているか」が気になるところですが、信頼できるキャリアアドバイザーに出会うことが何よりも重要です。
そもそも転職エージェントが持つ求人のすべてを知ることはできませんし、利用することもできません。
味方になる転職エージェントを見極めるためには、気持ちや時間の余裕を持って面談に臨めるようにしましょう。

もし、はじめに登録した2社の相性が悪ければ、キャリアアドバイザーを替えてもらうか、別の3社目転職エージェントに登録します。
くどいですが、転職成功の最大の鍵は、信頼できる転職エージェントを見つけることです。

登録すべき転職エージェント

1社目に登録するのはやはり求人数が多い大手の総合型転職エージェントです。

特に初めて利用される方は、マイナビエージェントがおすすめです。
業界大手の総合型転職エージェントでありながらも、親身に寄り添うキャリアアドバイザーが多数在籍するマイナビエージェントは非常におすすめです。

もう一つは特化型の転職エージェントに登録します。

特化型と一口に言っても、
「職業特化型」
「年齢特化型」
「障がいのある方向け」
「ハイクラス向け」
など、さまざまあります。

業界にいる私がおすすめできる特化型の転職エージェントをいくつか挙げておきます。

 

◆営業職

国内最大級の転職支援実績を持つマイナビだからこそ、全国の大手上場企業から人気ベンチャー企業、隠れた優良企業まで、多くの人事採用担当者との間に太いパイプを持っています。
しかも、実際に営業職として活躍した実績を持つキャリアコンサルタントがあなたのブレーンとなり、あなたのニーズにマッチした転職を提案してくれます。
転職先に営業職を考えている方であれば、間違いなく登録しておきたいエージェントです。
マイナビ Sales&Marketing AGENT

 

◆ハイクラス

もしあなたが年収700万円以上の求人のみをお考えでしたら、「 スカウト型転職サイト 」一択です。
スカウト型というのは、あなたの職務経歴や希望条件をサイトに登録しておき、それに適合した求人を持つ転職エージェントやヘッドハンターがあなたを直接スカウトするというものです。

特に、外資系企業や海外勤務を希望している方にはJACリクルートメントは最強のパートナーとなります。

 

◆障がいのある方特化型

障がいのある方も自力で求人を探すとなると非常に大変です。
障がいのある方の採用に積極的な企業もありますが、実際の募集人員や、何を得意としている人を求めているのかなどの内部事情は、転職サイトや転職フェアで明かされることはありません。
そういう表に出せない内部事情に詳しいのが転職エージェントです。

関東地方、関西地方で就職を検討している障がいがある方に大変おすすめなのが、エージェントサーナ【Agent-Sana】です。
身体障がい、内部障がいを持つ方向けのサービスです。
障がい者の就職支援の会社として約30年もの歴史が非常に安心できる会社です。
障がい者転職エージェント【Agent-Sana】

 

◆20代理系

あなたが現在20代で、理系の高校・専門学校・短大・大学・大学院の経歴があるのであれば、UZUZ理系がおすすめです。
中退した方でも構いませんし、現在は理系の仕事に就いていないという方でも構いません。
理系ベンチャーや技術系中小企業には、将来のビジョンや仕事内容が魅力的である企業がたくさんあります。
しかし、長時間労働や低賃金などブラック企業が多いのも事実です。
その点UZUZ理系はブラック企業を徹底排除してしており、あなたが仕事内容に魅力を感じたのであれば、安心して選考に応募することができます。
理系に強いエージェント【UZUZ】

◆介護職

あなたが介護系資格をお持ちであればマイナビ介護職がおすすめです。
資格があれば自力での転職も可能です。
自力で見つけた就職先は実業が不明な部分もあり安心できません。
本当にブラック企業ではないか。
待遇などの条件面で交渉の余地はないのか。
資格持っているからこそぜひ転職エージェントを利用しましょう。

マイナビ介護職で、あなたの知識と資格に最大価値をつけてください。

 

◆建築系技術者

建築士や施工管理技士の資格をお持ちの方や、ゆくゆくは建築系資格を取得して働きたいという方は、建築系転職エージェントNo1である「建設転職」に必ず登録しましょう。
あなたの担当となるキャリアアドバイザーも、建築系資格保持者や業界経験者が多いため、親身に寄り添ってくれるはずです。
建築系技術者に特化した転職エージェント『【建築転職】

 

◆不動産業界

不動産業界を専門にした転職支援サービスです。
宅建士資格をお持ちの方はもちろん、資格がない方や未経験の方でも、不動産業界に興味がある方であれば幅広くサポートしてくれます。
不動産業界で専門知識と営業力を身につけバリバリ稼ぎたい人には、非常に頼りになる特化型転職エージェントです。
不動産業界/宅建士の求人・転職・募集なら【宅建Jobエージェント】

 

◆地方特化型

地方特化型のメリットは何と言っても、大手総合型転職エージェントにはない求人がたくさんあるということです。
求人に多くの予算が掛けられる企業であれば、大手総合型にも地方特化型にも登録し、広く採用活動ができます。
しかしどちらか一方にだけに人材紹介をお願いするとなると、やはり地方特化型にお願いする企業の方が多くなります。
全国展開している大手総合型エージェントはどうしても都市部に求人が集まりがちだからです。
逆に言えば都市部に住んでいる方にとっては、大手総合型エージェントが自分の”地方特化型”とも言えます。

あなたが就職を考えている地域に特化する転職エージェントがあるならば、必ず登録をしましょう。

◎ヒューレックスは全国に展開する転職エージェントですが、地域に根ざした企業との関わりを強化していため、地元企業の求人においては大手サイトよりも多くあります。
全国各地、地元企業求人なら【ヒューレックス】

◎四国で働く方は「四国転職ネット」への登録が必須です。
愛媛、香川、高知、徳島への転職なら ◆四国転職ネット◆

◎北陸で働く方は「ほくりくFIT転職」がベストです。
石川県・富山県・福井県での転職なら実績No.1の【ほくりくFIT転職】

◆フリーター特化型

20代の就職転職に非常に強い転職エージェントがウズキャリです。
特に、現在フリーターの方や就職経験がない方は確実に登録しておいてください。
就職先の定着率が驚異の90%超えという大変安心できる転職エージェントです。
既卒・フリーターでも内定率80%超え!【ウズキャリ既卒】

ウズキャリと同じように、20代の就職経験のない方の強い味方となってくれるのが第二新卒エージェントneoです。
手厚い個別の就職相談や、履歴書・職務経歴書の添削など、就職活動を徹底的にサポートしてくれます。
中卒・高卒者や大学等の中退者の方でも多くの仕事を紹介してくれるでしょう。
大学中退、中卒、高卒の就職なら、第二新卒エージェントneo

面談は気楽な気持ちで

インターネットサイトを使って転職エージェントに登録すると早くて2日、遅くとも1週間くらいで、面談の日程調整の連絡があります。
特に初めて利用される方は、採用試験の一環のように勘違いされて、ひどく緊張されたり、不安になったりされています。

当然ですよね。
エージェントというと、CIA秘密工作員とか『逃走中』のハンターみたいのを思い浮かべるのが普通だと思います。

でもそんなことありません。

普通の営業マンです。
業績のため不要なものまで売りつけようとする資本主義の犬のような営業マンではありません。
(もしそういう人がいたらごめんなさい。すぐに替えてください。)
ほとんどは転職成功のために全力でサポートしようと思っている“ありがとう欲しいマン”たちです。

アルバイトの面接よりも緊張しません。

服装

普段着でOKです。
ただ、印象を落とすような服装は避けましょう。
愚痴や悪口を言わないのと同じです。
ですが、もしハイクラス向けの転職エージェントとの面談であれば、それなりの服装をすることをおすすめします。

 

必要なもの

  • 事前連絡で必要と言われたもの
  • 受け取るであろうA4書類が入れられるバッグ
  • 筆記具
  • 可能であれば簡単な職務経歴書

 

面談場所

いろいろなパターンがありますが、おおまかにまとめれば以下のようになります。

  • 大手総合型エージェントであれば各事業所の応接室
  • 中小規模の特化型であればカフェなどの公共の場
  • オンライン(遠方もしく日程調整が難しい場合)

 

面談時間

初回の面談は60分から90分でおこなわれるのが一般的です。
この時間で転職エージェントを味方につけられるように、心開いてリラックスして臨んでください。

 

 

 

 

大丈夫ですよ。
きっとうまくいきます。
大丈夫です。

 

執筆 ウツミ 30代男 転職エージェント

タイトルとURLをコピーしました